2010年7月28日水曜日

えっ、桑田佳祐さんがガンに?食道がんについて調べました☆

トロミがちっちゃい頃大好きだった、桑田佳祐さんが食道ガンになったという報道があったので心配だから調べてみました☆

桑田さんは初期だそうですが、 初期だったら結構大丈夫なんでしょうか? 食道がん。

wikiから。 初期症状は食道違和感等の不定愁訴に近く、またリンパ節転移が多いことと、食道は他の消化器臓器と異なり漿膜(外膜)を有していないため、比較的周囲に浸潤しやすいこと等から、進行が早いため、発見が遅れやすい。・・・初期は見つけにくいってことですが、良く見つかりましたネ。

CTは、食道癌はリンパ節転移や遠隔転移をきたす頻度が高いため進行癌では必須の検査である。 って書いてありますが、CTは線量が多くて、だいたい1回10mSvぐらいってことですが、5回浴びたら原発労働者の年間許容線量と同じぐらいですが、部分被ばくだからいいんだろうか? ちなみに発見というとCTとかレントゲンじゃないといかんのかと思ってましたが、イロイロあるらしいですね。PET-CTはPETって言うのが放射性物質を体に取り込む撮影方法。

これもちょっと線量高そう。
調べたら2.4ミリシーベルトだそうで、病院の説明では環境放射線で1年に平均浴びる量と同じくらいだから大丈夫!ってことらしいんですが、環境放射線で1年もかかって浴びる量を1回で浴びるって言うのは大丈夫と言えるのかな?

環境放射線を浴びる+PETですからね。そこはいつもなんかごまかされてる気がしちゃうんですが?

http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/esophagus.html

1)食道造影検査(レントゲン検査) バリウムをのんで、それが食道を通過するところをレントゲンで撮影する検査です。内視鏡検査が普及した今日でも、造影検査は苦痛を伴わず検診として有用です。造影検査では、がんの場所やその大きさ、食道内腔の狭さなど全体像が見られます。 日本人は胃がんが多いので、通常の検診では胃に重点がおかれ、食道は十分に観察されないことがあります。症状があれば検査前にはっきりと伝えておきましょう。

2)内視鏡検査 内視鏡検査は先端にCCD(固体撮影素子)を搭載した内視鏡(ビデオスコープ)を用いて、直接、消化管粘膜を観察する方法です。内視鏡検査は病変を直接観察できることが大きな特徴です。病変の位置や大きさだけでなく、病変の数、病巣の広がりや表面の形状(隆起(りゅうき)や陥凹(かんおう))、色調などから、病巣の数や、ある程度のがんの進展の深さを判断することができます。食道の内視鏡精密検査では、通常の観察に加えて色素内視鏡を行います。正常な粘膜上皮細胞がヨウ素液(一般にルゴールといいます)に染まるのに対し、がんなどの異常のある部分は染まらないでんぷん反応を利用した方法です。 もう1つの内視鏡検査の大きなメリットは、直接組織を採取し(組織生検)、顕微鏡でがん細胞の有無をチェックすることができ、病変の診断に役立つことです。 無症状あるいは初期の食道がんを見つけるために内視鏡検査は極めて有用な検査であり、たとえレントゲン検査で異常が認められなくとも内視鏡検査で発見されることもあります。

3)CT・MRI検査 CT(コンピューター断層撮影)はコンピューターで処理することで身体の内部を輪切りにしたように見ることができるX線検査です。食道の周囲には先に述べたように気管、気管支、大動脈および心臓など極めて重要な臓器が存在しています。 CT検査は、がんとこれらの周囲臓器との関係を調べるためには最も優れた診断法といえます。リンパ節転移の存在も頸部、胸部、腹部の3領域にわたって検索ができます。さらに肺、肝臓などの転移の診断にも欠かせません。進行したがんにおいては進行度を判定するために最も重要な検査です。 MRI検査はCTとほぼ同等の診断能力がありますが、リンパ節をはじめとして描出能の点でCTをしのぐものではありません。

4)超音波内視鏡検査 食道上皮から発生したがんは次第に粘膜下層、筋層へと広がり、周囲の臓器へ広がっていきます。がんがより深く進展しているほど、リンパ節転移の確率が高いことが明らかとなり、また、食道は狭い空間に気管や肺静脈などと隣接しているため、気管あるいは気管支などの周囲の臓器へ直接がんが喰い込むことがあります。超音波内視鏡は、外見上は内視鏡と変わりないのですが、食道内壁の表面を観察する内視鏡検査と異なり、内視鏡の先端についた超音波装置を用いて粘膜下の状態、食道壁そのものや食道壁外の構造などを観察することができます。つまり、食道がんがどのくらい深く進展しているか、周りの臓器へ喰い込んでいないか、食道の外側にあるリンパ節が腫れていないか(リンパ節転移の有無)などについてのより詳細な情報を得ることができます。これは、治療方針の決定に非常に重要な役割を果たします。ただし、がんのために食道内腔が狭くなっている(狭窄)例では、内視鏡ががんの中心部まで到達できないため、正確な診断ができない場合もあります。

5)超音波検査 体外式(体表から観察する)の超音波検査は腹部と頸部について行います。腹部では肝臓への転移や腹部リンパ節転移の有無などを検索し、頸部では頸部リンパ節転移を検索します。頸部食道がんの場合は、主病巣と気管、甲状腺、頸動脈などの周囲臓器との関係を調べるために行います。 6)PET検査 PET検査(陽電子放射断層撮影検査)は、全身の悪性腫瘍細胞を検出する検査です。悪性腫瘍細胞は正常細胞よりも活発に増殖するため、そのエネルギーとしてブドウ等を多く取り込みます。PET検査では、放射性ブドウ糖を注射しその取り込みの分布を撮影することで悪性腫瘍細胞を検出します。食道がんでも進行度診断での有効性が報告されています。

7)腫瘍マーカー 食道がんの腫瘍マーカーは、扁平上皮癌ではSCC(扁平上皮癌関連抗原)とCEA(癌胎児性抗原)です。腺癌ではCEA(癌胎児性抗原)です。他のがんにおける場合と同様に、腫瘍マーカーは進行した悪性腫瘍の動態を把握するのに使われているのが現状であり、早期診断に使えるという意味で確立されたものは残念ながらまだありません。 再発しないようにその後の観察も必要なんですね。 ガンにはなりたくないなあ。 (××;)



http://www.gsic.jp/cancer/cc_10/qa/05.html から抜粋。

一般的に、ステージ1ですと、術後の再発はほとんどありません。 ですから、病理組織が特殊型(腺扁平上皮がん、類基底細胞がんなど)の食道がん以外は、あまり再発の心配はなく、CT検査を6カ月ごとに2年間行えばよいと思います。また、内視鏡検査は、1年に1回、下咽頭や胃などの重複がんのスクリーニングに必要です。 とくに、食道がんは、下喉頭がんを併発することが多く、注意が必要です。通常の食道がんの開胸手術では、腫瘍のある食道を切除して、頸部食道と胃をつなぎます。頸部食道は残しますから、ここにがんができる可能性もありますが、頻度は低いです。下咽頭がんや再建臓器としての胃にがんができることは珍しくありません。 血液検査で、食道がんの腫瘍マーカーを測定する方法もあります。食道がんの腫瘍マーカーには、SCC、CEA、シフラなどがあります。最近では、これらの腫瘍マーカーよりも鋭敏だといわれる抗P-53抗体という腫瘍マーカーも保険適応になり、用いられるようになりました。ただし、これらの腫瘍マーカーだけでは、なかなか再発を見つけることはできません。進行した状態にならないと、腫瘍マーカーが上がってこないことが多いのです。血液検査だけでは、再発をチェックすることは難しいと思います。 (2008年09月号 がん相談/食道がん 回答者:出江洋介さん 都立駒込病院食道外科医長) ・・・・・・・・


wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E9%81%93%E7%99%8C 男性に多い病気だそうです。概論図があってわかりやすいHPです。

http://lifepalette.jp/ill/5 食道がんでも種類があるらしい。・・食道に発生するがんは、通常は扁平上皮がんで、円柱上皮などから発生する腺がん*は比較的少ないのです。日本では食道がんの約95%が扁平上皮がんで、残りの約5%が腺がん、そのほかのがんです。 日本胸部外科学会による統計では、胸部食道がんが84%と大部分を占め、腹部食道がんが6%、頸部食道がん[けいぶしよくどうがん]が5%です。また2つ以上ある多発がんも3.5%にみられました(図8―10)。

http://www.cocokarada.jp/disease/detail/K4060003/index.html


そういえば、こう言う放射線検診治療ってのは、便利な反面、結構運営側も被ばくするという側面もありますネ☆

FDGを投与された被検者からのPETセンター専属運転手に対する 職業被ばく線量の検討 http://www.nv-med.com/jsrt/pdf/2006/62_8/1105.pdf
3)専属運転手の年間被ばく線量の最大値は 1 年間に 1mSvを超える可能性があると考えられた.被ばく 低減対策および被ばく管理が必要であると考えられ た.・・ってことらしいですよ。大変だなあ。

看護婦さんとかの場合。
http://plaza.umin.ac.jp/~tohoku-b/data/15bukaizassi/15_page124.pdf 分業でとかって書いてあるけど、ただでさえ看護婦少ないのにネ。 このページ、結構PET被ばくに関して詳しくて図と写真が多くて面白いです。 遮蔽が難しい物質もあるもよう。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/003/shiryo/06070502/002.pdf PET料金とかあるのでメモ
http://www.jinsen-pet.jp/q_a.html

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